知っておきたいアメリカの火葬と散骨

アメリカは「人種のるつぼ」と言われます。

アジアからの移民が多い西部では、火葬率は5割に達していますが、アジアからの移民が少ない東部では1割程度しかなく、地域によって火葬率にバラツキがあります。

火葬は摂氏800度から1200度程度で、冷却期間を合わせて2,3時間で行われます。

焼骨は機械で細かい遺灰にされ、容器に詰められます。

この点が日本と大きく違います。



日本では骨あげの儀式があるので、火葬した遺骨を粉々にしませんが、諸外国では通常、遺骨は灰状になるまで細かく砕かれ、遺族に渡されます。


また遺族が火葬に立ち会う習慣もないので、遺灰は後日、遺族が引き取りに行くか、もしくは郵送してもらいます。遺灰は骨壺ごと墓地に埋蔵するか、自宅や納骨堂に安置します。
骨壺の材質も、ブロンズやスチール、木、石、ガラス、セラミックなどバラエティーに富んでいて、大きさもさることながら、デザインにもユニークなものが多いのです。

遺灰は、海などに撒くこともできます。

海岸沖の散骨が認めらている州があり、散骨を専門に請け負う業者もあります。



故人の思い出の場所以外にも、観光名所の近くに遺灰を撒くというプランもあります。



遺族が船に同乗して散骨に立ち会うこともできますが、遺灰を郵送すれば、業者が散骨を代行して、その様子を収めたビデオを後日送ってくれます。

業者によって費用は異なりますが、遺族が立ち会わない場合は、200ドル前後が相場となっています。